老老介護の解決策、その問題とは?

高齢者が高齢者を介護する老老介護

何かかなり上から目線のネーミングで、あんまり良い名前ではないような気がしますので、又いずれ呼び方が変わるように思います。

それでも、自分たち夫婦の将来を考えたらあり得る事なので、いろいろ調べてみました。

認認介護(これもセンスのあるネーミングとは思いません)について先の記事で触れましたが、それよりもケースといて多いであろう、老老介護について、です。

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老老介護とは?

老老介護とは、高齢者が高齢者を介護する事です。

一般に65歳以上を高齢者と呼び、高齢者の中でも要介護者は増えていっています。

そして要介護者の中でも介護サービスを受けない人も多いんですね。

その理由は生活費、つまり介護サービスの自己負担分の出費がかさむ事があります。

その結果、自分も介護サービスが必要なのに、介護をしている状況が老老介護です。

老老介護の問題点で注目すべき事は?

老老介護をしていて介護する側の人に用事がある時や健康上の問題が出た(入院など)時にその代わりがいないと大変困ります。

この根本的問題については、普段から介護サービスを利用する、或いは介護についての相談者を作っておく、という事で解決する場も多いでしょう。

それこそ介護保険によるサービスはこういう場合の為にあります。

実際老老介護の当事者の多くは「介護サービスの内容を詳しく知らない」という状況です。

そしてその背景には「介護は人に見てもらうものではない、当事者がするものだ」という考え方も根強くあります。

こういった固定概念も老老介護の問題に少なからず影響しています。

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老老介護の現状と対策としての先ずのポイントは?

老老介護の現状ですが、厚生労働省のデータによりますと介護者(介護する側)の約7割が60歳以上という結果になっています。

老老介護が進んで行く原因や背景には、核家族化や価値観の問題があります。

価値観の問題とは、先程も書きましたが「他人の世話にはなりたくない」という心理的な価値観が根強くある事です。

介護疲れ、とよく言われますが、そこには「自分たちだけで・・・」という思いがあるように考えられます。

ですので、介護のストレスを溜め込まないようにする事が老老介護の解決の先ずのポイントになりますね。

離れて住んでいる両親の老老介護の解決策は?

老老介護では介護する側の負担を減らしてやる事が何より大事です。

デイサービスを利用する事で週に何回かは日中の負担が軽減されます。

又訪問入浴や訪問看護でも介護する時間も量も減りますし、何より、一人で抱え込む辛さから少しでも解放されるでしょう。

複数の施設を利用するにしてもケアマネージャーさんが一本化して相談できますし、請求書も一括でもらえます。

離れて住んでいる親御さんの介護こそ、介護サービスを上手に使う事が大きなポイントになるでしょう。

老老介護のもう一つのケースとその問題点は?

老老介護のパターンは夫婦のどちらかがどちらかを介護するパターンだけではありません。

未婚率が増えている現代においては未婚のまま高齢となって2世代同居の状態で親を介護する、という状況もあります。

未婚者だけではなく、離婚して実家に帰ってきた、というパターンもとても多いです。

この場合特に「親の面倒は私がみなきゃ・・・」という考え方に囚われやすい、という傾向があります。

夫婦間の介護であれ、親子、兄弟間の介護であれ介護サービスを受ける事の抵抗があるならそれは外した方が良いですね。

介護サービスを受ける事は何も恥ずかしい事はありません。

まして、妻(夫)や親兄弟を見捨てる事でも何でもありません。

この感覚を持って肩の荷を下ろしておかないと、将来的にどうしても施設に入らないといけない状況が来た時に又苦しんでしまいますからね。

老老介護が多くなってきた理由は?

老老介護が多い理由としては、これまで指摘してきました通り、介護サービスを利用しない、というのが大きいです。

そして介護サービスを利用しない理由には「介護施設に空きがない」「利用料金が高い」など物理的な問題があります。

一方「他人の世話になるものではない」という心理的な理由もあります。

又要介護者自身が「自宅で家族に介護されたい」と望むことも多い事から、介護する側も介護施設に預ける事への「抵抗感」もあるようです。

要介護者がいると外出する機会も減るでしょうし、中には世間の目を気にして、近隣の住民との関わりを避ける方も多いのが実情です。

これらの事から介護する側が孤立していく、これが老老介護の現状問題点の核心といえます。

介護する側の精神的な負担や重い心の荷物をいかにして減らすのか?が最大のポイントといえます。

老老介護の解決策と施設の利用は?

老老介護の解決策の一つとして老人ホームや介護施設への入居があります。

そしてこれには費用などの経済的な問題と自分で介護できなかった、という心理的な問題をクリアしなければならないですね。

特に心理的な問題としては、介護されている方は介護する側に「楽にやってくれたら良いよ。」って思っている、そう理解する事だと思います。

施設に入居したからって、毎日顔を合わさなくなるだけで、完全にサヨナラする訳ではありませんからね。

ですので「介護の限界」という受け止め方ではなく「これまでどうり一緒だけでど違った生活スタイルで」という新たなスタートとして受け止められたら、と思います。

施設への入居は空きがあっても手続きなどで1か月以上かかったりするのが普通です。

ですので、心理的な部分はいざ、という時の為にクリアしておく事も大切だと思います。

その上で早めにどんな施設があるのか?は検討される事をおすすめします。

まとめ

老老介護の問題は今の現状から考えて、避けられないこれからも多くなるのは確実ですね。

夫婦間、親子間、兄弟間と形態やパターンはいろいろありますが、介護する側の肉体的、精神的負担を軽減する事がその対策の大きなポイントになります。

介護される側も苦しんでやってくれている姿を見るのは辛い、ですよきっと。

他人に介護してもらう、施設に入居する、という事に心理的障壁があるのでしたら、それは前向きに自分の中で折り合いをつけておく事が良い、と思います。

それが一番の老老介護の解決策としてに第一歩ですから。

 

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